暴食の魔王 バアル・ゼブル
西方将軍も兼任している蝿と嘘の王。
よく喋るがその言葉には真実と誠実は欠片もない。
趣味は人間の召喚に応じる事。そして術者と問答や会話を繰り広げ、負かした相手を配下の餌にする。
大抵の者はバアルと話すと次第に自分を見失い、結果彼の手の中で踊らされるだけの人形と化すからだ。
時に自分で発した言葉ですら真と偽が分からなくなるが、それは仕方ない事である。
彼は知らず知らずの内に、自分に嘘をついているのだから。
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