傲慢の魔王 ルシファー
かつてはその美貌と力により天界で尊敬と羨望を一身に集めていた、元・暁の天使。
神の下を去り魔界へと降りてきた。その時に羽根は魔界の瘴気に染まりはしなかったが、自ら黒く染めた。
元々魔界に住んでいた悪魔達に挑まれては返り討ちにしてきた結果、魔界でも頂点に君臨する事になる。
しかし別段領土欲があった訳でもなく、望んで手にした地位でもないので彼が統治に関わる事はない。
気の向くまま何処かに飛び立ち、たまに城に帰れば適当な相手を抱いては寝るという生活を送っていた。
顔を覚えるのが苦手。というよりアッシュとアスモ姉弟の他、ベリアル達以外は個性を認識しようとも思わない。
転生したアッシュを追って人間界に赴いた際、人間の娘を生きたまま魔界に連れて帰り妃に迎えた。
その妃・メルキュリアが亡くなった後、自らも命を絶つ。